【ココ 最期の33時間】飼い猫の急死 別れはあまりにも突然すぎた

2022年7月27日

 

アメリカンショートヘアー カメオタビーのココ
7歳の誕生日をあと2週間で迎える前に亡くなってしまいました。

ココの最期の33時間、何が起こったのか、その時どのように対処したのか。
時系列で私(アメパパ)目線で詳しく説明していきます。

床に数か所の血だまりが。誰!?

2022年7月22日早朝5時30分、スズがママのベッドサイドで爪研ぎをしてママを起こそうとした。
これはよくある事で、スズはお腹が減った時にする行為です。

そしてママはお腹が空いたというスズにご飯をあげようと1階へ降りていきました。
この時スズはママと一緒に1階へ降りていきましたが、ココはママのベッドの隣にあるテーブルの上で寝ていたのです。

1階に降りたママはすぐに2階の寝室へ戻って来て、私に「早く来て!床が血だらけなんだけど!」
私も飛び起きてすぐに確認すると、あちこちに血だまりが。
どっちが吐いた?降りてきたココとスズを確認するも、どちらも口周りや口内が血で汚れている感じは無かった。

さらにママが「トイレも血だらけよ!」
なんとトイレの中も血が飛び交っていたのだ。
猫の小さな体からしても、相当な量だと感じた。

今度は両方の肛門をチェックしてみるも、ココとスズどちらも血など付着していない。
ママは床の拭き掃除と血の付いた猫砂をジップロックに入れている。
私は2匹の身体の状態をチェックしていた。

どうやらココが怪しい・・・
なんとなく元気が無いような気がする・・・

いや間違いない!ココだ!ココを病院へ!

 

ココを病院へ連れて行った

病院の予約はスマホアプリで行うのだが、午前中の予約は8時30分から早いもの順で予約確定する。
無事に早めの予約ができたので、9時に2人で病院へ連れて行った。

病院までは高速1区間を走って、片道約25分で到着する。
「吐血した」との症状だったので、看護師さんが車までココの様子を見に来てくれた。
特に意識が無いわけではなかったので、救急ではなく通常の順番待ちとなった。

運良くこの日はそれ程混んでいなかったので20分程の待ち時間で院長先生の診察を受ける事に。

診察台に上げられたココは明らかに状態が悪くなっており、四つ足で立つこともままならず、ペタッと腹ばいになっていた。
明らかに少しずつ体調の悪化が進んでいるのが解る。

まずは先生に吐血なのか下血なのか解らないが、撮影していた血だまりの写真と血の付いた猫砂を見せながら説明した。
状況を把握した先生は「一通り検査をするので40分位お待ち下さい」とのこと。

そして40分後、検査結果の説明を聞くと・・・
・体温が平熱より低い
・肛門の奥を調べたら血液が付着したので下血は間違いない
・吐血と下血、両方の可能性もある
・多量出血のため貧血状態
・血液検査の結果は、出血した分の補充で血を一生懸命に作っている
・出血は止まっていると思われる
・出血した場所は胃から大腸までの間だと推測できる
・胃や腸のエコー検査では問題は見当たらなかった
・尿検査では数値的に致命的なほどではない
・糖尿の値が大きいので糖尿病も気もあるかもしれない
とか、いろいろ詳しく説明を聞いたが動揺していたためほとんど頭に入ってこなかった。

問題の「多発性嚢胞腎」の状態は、エコーの画像を見せてもらったが、左右の腎臓にはボコボコと大小の嚢胞が多数写っている。
やはり嚢胞はゆっくりと進行していたのだろう。
先生は「この嚢胞腎が原因なのかどうかは今は解らない」「いろんな問題を抱えているので合併症になっている可能性もある」

処置としては、注射を2種類打ってもらった。
翌日は休診だが、連れて来るようにと言われて、帰宅となった。

結局、出血の原因が解らないまま診察が終わったので、モヤモヤしながら帰路の運転をしていた。

 

病院から帰宅後にココが急変!

家に着いたココは完全に衰弱していた。
キャリーから出しても歩く事もできなく、床にペタッと腹ばいになっている。
さらに、キャリーから出してすぐに床におしっこをしたのだ。

ママはトイレに行きたいのかと察し、ココをトイレに抱きかかえて入れてあげた。
すると真っ黒なウンチを出した。これがタール便だ。血が固まって便に混ざって真っ黒になる現象。
トイレからヨロヨロとすぐ出てきてペタッと腹ばいになったが、そのまままたタール便を出した。

まもなく息が激しくなり、ベロを出しながら「ハァハァハァ」と・・・。
これはマズいと感じ、すぐ病院へ電話した。

すぐ連れて来てもいいが、痛み止めの注射しかできることがなく、先ほどの注射がそろそろ効いてくる頃とのこと。
明日は早めの9時に来てくださいと言われた。
私は最後にこれを聞いた「この状態で命を落とす可能性はありますか?」と。
先生は「今の状況で命を落とす可能性は低いと思いますが・・・」

私はその言葉を信じるしかありませんでした。
今のココは最悪の状態であり、明日から徐々に良くなっていくんだろうと・・・

そこからママは付きっきりで看病していました。
でも痛そうに鳴くココを背中や頭を撫でてやるしかないのです。
体温が低くなっているので、毛布の上に乗せても這ってフローリングに移動するココ。
ココは床に寝るのが好きだから、どうしても床で寝たいのだろう。
なんとも不憫で仕方ない気持ちだった。

その夜はママが一緒に添い寝してくれた。
夜中に2度ほど腹ばいになったままおしっこをしたそうです。
そして30分おきくらいに痛そうに鳴いていたココ。

翌朝、私の希望とはかけ離れ、ココの状態は明らかに悪くなっている。
土曜日のため病院は休診だが、院長先生が9時に診てくれるので早めに連れて行った。
この時は私が仕事があったためママが一人で連れて行った。

 

入院して安心だと思ったのも束の間

9時前に病院へ到着し、すぐに診てもらうと、
・体温が昨日より低い
・血圧も下がりすぎ
・極度の貧血状態
・このままでは危ないのでICUに入れる
つまり入院して治療していきますとのことでした。
ママからの電話でその旨を聞いた私は少し安心したのです。病院なら何かあってもすぐに対処してもらえるだろうと。

一方で「何が原因で出血したのか」が解らないと根本的な治療ができないのではないか?と疑念も抱いていたのです。

ココは多発性嚢胞腎を患っており、昨日の検査では糖尿病にもなりかけている。
もしかして胃腸に何かしらの腫瘍があったのか?
いろんな憶測が頭をよぎるが、絶対に言えるのが「誤飲や誤食」ではないことだ。
ココは子猫の時から食いしん坊ではあるものの、食べ物以外は口にすることはない。
食にはとても慎重な猫だったからだ。

もし誤食だとすれば「猫草」が考えられる。
3日前に久しぶりに猫草を栽培して与えたのだ。ココは子猫の頃から猫草が大好きで、猫草の動画はYouTubeチャンネルに何本もアップしている。
もし枯れかかった猫草を飲み込んで胃や腸に刺さったとしたら・・・。
確かに血だまりがあった時、玄関にも猫草を吐いた形跡もあった。
でも子猫の時からあれだけ猫草を食べてきたココがそんな事になるだろうか。

そのような根拠のない憶測をもんもんと考えていたその時だった・・・。

 

ママに病院から緊急の電話が

ココを入院させた3時間後の12時40分。私のスマホにママから電話が来た。
その内容は、
・今病院から電話が来た
・ココの容体が危ないらしい
・すぐに輸血しないともたないみたい
・輸血する血液はスズから取りたい
との事だった。

私は目の前が真っ黒になった。
入院で少し安心していたのにこんなことになるなんて。
すぐに冷静さを取り戻し、私からもう一度病院へ電話し、詳しく聞いてみる事にした。

内容は、
・至急輸血が必要なので同居しているスズの血を取りたい
・スズの血液が合うかどうかは採血してココの血液と混ぜて調べないとわからない。
・適合する確率は50%だそうだ。(猫の血液型は2種類らしい)
・どのくらいの量をとるかというと、なんと200ccも必要とのこと。
・もしスズが無理なら他に協力してもらう猫を今から探すのだが、近くに数匹当てがあるとのこと。
私は「検討するので5分下さい」と言って電話を切った。

すぐに猫の輸血関係でネットで調べてみると、猫の献血の基準としては、
・1歳から7歳まで
・健康な猫である事
・体重が4キロ以上であること
・採血する量は30cc~50cc
と、どこかの動物病院のサイトに記載してあった。もちろんこの基準は病院によって様々だと思う。

すぐにママに電話して相談した結果、やはりスズからの献血は無理だろうと判断したのです。
理由は、スズはそもそも身体が丈夫な方ではない。体重も3.3キロしかない。さらに現在猫ヘルペスで目の治療もしている最中だからです。
しかも200ccも抜いたらスズも危険な状態になるかもしれません。

5分後、再度病院へ電話。
・スズはこういった理由で無理だと思います。
・なんとか他の協力してくれる猫ちゃんでお願いできますか。
先生は「では、すぐに協力してくれる猫ちゃんに連絡をとりますね」と言って電話を切りました。

私は居ても立ってもいられなく、仕事を切り上げてママと病院へ行こうと準備をしていました。
すると10分後、またママから電話が。
「もう危ないって!すぐ顔を見に来るようにと病院から電話が来た!」

私は全身から血の気が引きました。
無我夢中で家に帰り、ママを乗せて病院へ。そして急に土砂降りの雨が。
高速に乗ったらママが震えた声で一言「もっと飛ばしてよ・・・」と。
ハンドルを握る手が汗ばむなど初めてだった。

病院へ着くと治療室のICUにはココが点滴をされながら横たわっていました。
目は開いているがもう呼びかけても反応がありません。
ママが一生懸命に呼びかけても身体も目も動じませんでした。

そして先生から説明が、
・献血協力は得られたので、適合検査して30分後には輸血ができる
・もう望みはそれしかありません

「あの状態で献血しても、戻る可能性はどのくらいありますか?」
先生「確率は極めて低いと思います」
「5分考えさせて下さい」

ママと二人きりになり、相談しようとしましたが、結局同じ意見でした。
「これ以上ココを苦しませたくない。最期は家に連れて帰りたい」

先生も「それが一番ですね。ではすぐに点滴を抜いて支度をしますね」

先生にお礼を伝え、ココを乗せて自宅へ帰る事に。この時、雨は止んで晴天になっていました。

 

ココ!スズが家で待ってるから頑張れ!

車に乗せたココは、キャリーの中でわずかに息をしていました。
家まで25分!
ママは「ココ、頑張れ!スズが待ってるよ!」と何度も声をかけていました。
私も運転しながらココに呼びかけます。
「ココ!もう少しで家に帰れるぞ!ガンバレ!」

家に着いたのが14:50、キャリーから2人でゆっくりとココを毛布の上へ載せました。
スズは動揺して遠くからココを眺めています。
だがすぐにココのお腹はまったく動かなくなりました。
ココの心音を聞こうとママはココの胸に耳を当てます。
「まだ鼓動がする!」
私はスズをココのそばまで連れてきました。
「ほら!スズも居るよ!ココ!ココ!ココ!」
驚いたスズはまた遠くへ行き、物陰からココを眺めています。
私もココの心音を確かめました。かすかに鼓動が聞こえるが、かなり弱弱しい。

そして家に着いた10分後の15:00、ココの心音はゆっくりと止まりました。

血だまりを見つけてからわずか33時間後のことでした

今、目の前で起こっているのは夢なのか。とても現実として受け入れられませんでした。
死んでしまったココの横でママと2人で暫く呆然としていました。

一昨日まで普通に元気に見えたココ。
普通にご飯を食べて水も飲んでお昼寝してたココ。

どうしてこうなってしまったのか。
原因は何だったのか。
理由はどうあれ、この現実を強制的に受け止めるしかありませんでした。

 

ココを綺麗にしてあげよう

先生に電話で亡くなったことと治療のお礼を伝えました。

6年前に先代猫のララも2人で看取った経験があるので、亡くなってから硬直するまでの間にやらなければならないことがあります。

【エンゼルケア】
汚れた身体を綺麗にしてあげるのと、硬直前に身体の形を整えてあげることです。
エコーや注射で付着した消毒剤などを落としてあげ、全身の毛並みも綺麗にしてあげました。
そして硬直前に足の形や顔の表情も直してあげます。
特に顔の表情は2時間かけてママが綺麗に整えてあげてました。猫は目を開けたまま亡くなるので、硬直前にちゃんとケアしてあげることで綺麗に閉じさせることができます。
口元も、少し半開きで舌が見えていたので、何度も何度も口元を撫でながら安らかな表情を作ってあげました。
それらをママがずっと添い寝しながらやってあげ、まるで寝ているかのような顔になったのです。

16:30頃、ペット火葬場に電話をしたところ、翌日の13:00で予約が取れました。
6年前にララとパルを火葬した同じ施設です。

 

お別れ最後の夜は家族全員で

ココが入る位のダンボールを調達し、ベッドのようにブランケットで包み込み、ココを優しく寝かせてあげました。
ココの身体に触れられるのは明日の13:00までです。できるだけココの身体を長く撫でていたい・・・。

まるでスヤスヤ寝ているかのような可愛い寝顔を見ながら、ずっと撫でていました。

痛かったよね
苦しかったよね
ごめんね、ごめんねココ

最後の夜は棺に入れたココを寝室へ連れて行き、家族全員で休みました。

 

火葬の準備

翌朝、ママは生花と線香を買いに行き、ココを入れた棺を綺麗に生花で飾ってあげます。
一緒に火葬するものは、いつものフード・ちゅーる・大好きだったぬいぐるみ・ママのレッグウォーマー・パパの靴下。
もうパパもママも涙が止まりません。

家を出発する前にスズと最後のお別れをさせなければなりません。スズはずっと物陰からココを見ており近づこうとしなかったので、抱っこしてココの目の前に連れて来て最後のお別れをさせました。
スズもココを見るのはこれで最後だし、ちゃんとお別れさせたかったのです。
スズはこの慌ただしかった33時間で、かなり動揺していたと思うけど仕方ありません。

動揺しているスズを一人留守番をさせるのが心配だけど、とうとう火葬場へ出発の時間です。

晴天です。庭のアサガオが沢山咲いていました。

 

夏に生まれて夏に去ったココ

火葬場までは車で15分。
ここで本当に最後の最後。2人でココの身体を撫でながらお別れをしました。
「ココ、今までありがとう・・・」
「ココ、またいつか会おうね・・・」

約1時間後、2人で骨を骨壺に。

外は暑く蝉が鳴いています。

真夏にこの世に生まれて、真夏にこの世を去ったココ。
その間たった6年11ヶ月。

次に生まれてくるときは、長生きできると信じてます。
そしてまた家に来たいなら大歓迎するよ。
またココと一緒に暮らしたいよ。

さようなら。

またいつか会える時を楽しみにしてます。

ありがとうココ。

 

最後に・・・

栃木県のブリーダーさんへお迎えに行った日、実はココと違う子を選ぶ予定でした。
その時に見学した兄弟は5匹。4匹がシルバーパッチドタビーで1匹だけカメタビーの子が居ました。

カメオタビーの子だけ他の兄弟より一回り身体が大きくコロコロとしていて兄弟の中でもボス的な感じだったのです。
とにかく元気で他の兄弟を追っかけ回し、部屋中を駆け回っていました。

「カメオタビーって綺麗な色だし元気も良さそうだから、シルバータビーの子はやめてこの子にしようか!」
と、ココを選んで連れて帰ったんです。
あの時の出会いは私たちも後悔していないし、今でもココを選んで本当に良かったと思っています。

ココは子猫の頃にはララもパルもいたし、1歳半の時にはスズも来た。
賑やかで楽しい生活だったと思う。決して辛い思いや寂しい思いなどさせなかった。
そして何より私たち夫婦は猫中心で物事を考え行動して生活してきた。

だから亡くなってしまったココに対し、何一つ後悔などはない。
あるのはココが居なくなった寂しさと辛さだけ。

ココが3歳の時、遺伝病である「多発性嚢胞腎」が発覚しました。
あの時も精神的にショックが大きく、ブリーダーさんへの憤りを感じていました。

多発性嚢胞腎の猫の平均寿命は7歳だという。
だから私はその「覚悟」は常に持っていました。いつどのような状況になるか解らない腎臓に爆弾を抱えているココ。

そして腎臓病に侵された猫の壮絶な最期も想像できていたので、常にどこかに緊張感を持って暮らしてきました。
ですが今回のココの死因は腎不全ではない可能性が高い。
もしかしたら腎不全で長く闘病生活を送るより、別の原因で短時間で亡くなってしまった方がココの負担は楽だったのかもしれません。

死因を解明することは不可能だし全て憶測に過ぎないが、そう考えた方が私にとってのせめてもの救いなのです。

ココが居なくなって4日経ち、今でもココが家のどこかに居るような気配がします。
スズはたまに2階を見て「ニャーニャー」と鳴く。「ドドン!」とココが出窓から降りたような音もする。付近で「ブヒッ」と鼻が鳴ったような気がする。
まだこの家にココが居るんだね。
お迎えが来るまでゆっくりしていってねココ。

祭壇にはチュールも鰹節もあるから好きなだけ食べなさい。何も気にする事はないよ。何をしても誰も怒らないよ。それが今のココの特権だから。

6年間に撮った写真と動画が千本以上あるし、ココのYouTube動画はテレビで10回も放送されました。
実際にはもう会えないけど画面越しでいつでも会えるね。

ココ、我家に来てくれて本当にありがとう。
6年間一緒に居てくれてありがとう。
沢山の癒しと笑いをありがとう。

 

大好きだよココ!

 

またいつか逢える日を楽しみにしてます。

 

それまで、さようなら。

 

 

 

 

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