子猫用のケージの選び方とは
子猫を飼い始める場合、ケージを用意する事をおすすめいたします。
理由は新しい環境に慣れるまで安全な環境を与える事と、先住猫との初期接触を避ける事です。
いつまでケージに入れておくかについては、その家庭環境で違ってきますが約1週間は必要でしょう。
また、間違ったケージを購入すると子猫は簡単に脱走してしまうので注意が必要です。
新入り子猫にとってのケージの必要性
子猫のうちはとにかく好奇心旺盛でどこにでも行きたくなるし危険察知能力も薄い事から、最初から家の中を自由に歩き回らせる事は事故や怪我のリスクが大きくなります。
まして先住猫が居る場合、初期接触に注意が必要にもなります。
家の中の環境に徐々に慣らしていくには、最初のうちはケージで飼うことが望ましいでしょう。
我家の場合、下記の様なスケジュールで新入り子猫を飼い始めました。
- 最初の1週間はケージの中(先住猫と接触しないようにたまに出してあげて運動を)
- 次の1週間はケージを撤去して和室メインで生活(先住猫が自由に入れないようにする)
- 次の1週間は1階エリアを開放(先住猫との関係を注視しながら)
- 最後は2階を含めた家中のエリアを開放(危険な場所に行けないよう考慮する)
このように徐々に家の中(新しい環境)に慣れさせていく事が重要と言えます。
ケージ選びに失敗すると簡単に脱走される?
このケージは、ココをブリーダーさん宅からお迎えに行った帰りにホームセンターで購入してきました。
その時は何も考えずに「この大きさで充分だね」くらいの感覚と、「どうせ長く使用するわけでもないし」という軽いノリで購入してきたのですが、これが大失敗を引き起こしたのです。
ココを我家に向かい入れた初日、ケージに入れて安心して寝たのですが、翌朝和室に行って見るとココは平然と和室の中を歩き回っていたのでした。
脱走していたのです。
扉のロックは掛ったままだし、どうやって外に出たのかが解りません。
まるでイリュージョンです(笑)
子猫がケージから脱走する一部始終を録画
その後も、いくらケージに入れてもいつの間にか外に出ているココ。
でも飼い主が側(和室)にいるとそういった行動は一切見せません。
考えた私はスマホを固定して録画してみる事にしました。
カメラが捉えた脱走の瞬間
という訳で、簡単に脱走してしまうココなのでした。
これではケージに入れる意味がありあませんね。
失敗しない子猫用ケージの選び方とは
ココは生後45日で我家に来ました。
体重は600g位でした。
一方、購入したケージのネットの隙間は4.5cm。
要するに、
すり抜けられないようにするにはネットの隙間が狭いタイプを購入すべきだったのです。
以前、先住猫のララが2段式ケージを使用していたのですが、この時はウサギのパル用にと改造して使っていたので確かめてみました。
するとこのネットの隙間は3cmでした!
ネットの隙間間隔には種類があるという事を始めて知ったのですが、今さら後の祭りですね。
多分、この4.5cmのケージは犬用だったのかもしれません。
子猫を迎えるにあたり、ケージを購入する際は「隙間」を確認して購入しましょう(笑)
せっかくケージを準備したのにまったく意味のないことになってしまいました。
子猫がケージから脱走する決定的瞬間映像はこちら
同じ過ちを繰り返す飼い主さんが増えないよう是非参考にして下さいませ(笑)
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