【ツバメ観察2018-④】悲報!巣立ち時に雛に残酷な悲劇が...

2018年7月4日

ツバメの雛が巣の中で1羽死んでしまいました。

雛の巣立ちを毎日楽しみにしていたのに残念です。

親ツバメは雛の死に気付いておらず、何度も巣立ちの迎えに来ています。

 

ツバメの親子を見守る中、雛に残酷な悲劇が...。

 

もうすぐ雛たちの巣立ちだというのに、とても残念な報告です。

ツバメの雛が1羽死んでしまいました。。。

 

先週の6月26日、あと数日で巣立ちしてしまうだろうと、名残惜しい気持ちでツバメの子達を望遠レンズを付けたカメラで撮影していました。

雛達はとても元気で、親ツバメも一生懸命餌を与えに巣を往復しています。

そしてその日の夜に撮影した素材をパソコンに取り込んで鑑賞していました。

 

ココ
雛たち4羽とも大きくなったね!
そうだね、大きくなっ・・・いや、5羽だよね?
アメママ
スズ
え?4羽しか写ってないぞ?
いやいやいや、雛は5羽いたはずだよ!
アメママ

 

ツバメの雛の数が足りない!?

 

その映像を見ていて初めて気付きました。

5羽いたはずの雛が4羽しかいない!

巣に潜っていて写っていないのか?

だが10分も撮影していたのにその姿は現さない。

3回ほど動画を見直していると・・・

真ん中にそれらしき姿が・・・

 

死んだ雛は真ん中に写っていた!

 

拡大してみると明らかに雛の亡骸でした。

頭の大きさから推測しても孵化後1週間ほどだと思われる。

雛1羽が巣の中で死んでいたのだ。

 

でもこの時はどうする事もできなかった。

それから2日後には4羽とも巣立って行った。

 

静かになったツバメの巣。

だが親ツバメはなんども巣に戻って来る。

巣の中で死んでいる1羽の雛を迎えにきているのだ

もう死んでいるのに・・・。

その亡骸は軒下から見てもはっきり見える。

 

 

親ツバメは既に死んでいる雛の事が解らないのだろう。

なんとも切ない状況でした。

 

雛の亡骸を取り出そうとしたら・・・

 

そんな光景を見ているのも辛いので雛の亡骸を巣から取り出して庭に埋葬してあげる事にした。

そしてハシゴを掛けて登り、雛を取り出そうとしたが、雛の体と巣が粘着していて取り出せない

無理して引っ張ると体が分裂しそうだった。

 

しかも、その作業をしている間にも親ツバメは私を威嚇してくるのです。

まだ生きていると思っている雛を必死に守ろうとしているのでしょう。

そんな親鳥にも心を打たれたのでした。

 

どうしても取り出せない亡骸、仕方が無いのでせめて顔だけは巣の中へと向きを変えてやった。

2ヶ月間もずっと猫たちと一緒に見守ってきたのに、なんとも残念な結果となりました。

 

無事に巣立ちした4羽の雛鳥には、亡くなってしまった雛の分まで頑張って生き抜いてもらいたいです。

 

 

アメママ
ホントに残念です・・・

 

 

この様子は是非動画でご覧ください

 

これが野鳥の生態の現実なのでしょうが、目の前で起こるとやはり切ないですね。

 

ではまた!

コメントお待ちしております。

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