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猫のアメリカンショートヘアを迎えるにあたり、平均寿命は一番に気になるところですね。
この記事では、アメリカンショートヘアの平均寿命と、飼い主ができる猫の健康管理法を詳しくご紹介いたします。
アメキャッツ家はアメリカンショートヘアと21年間一緒に暮らしているので、是非参考にして頂ければ幸いです。
目 次
ズバリ!アメリカンショートヘアの平均寿命は?
アメリカンショートヘアの平均寿命は、約12~13年と言われています。
一般的な猫の寿命が約13~14年ですので、比較するとやや短い印象を受けるかもしれません。
しかし、アメリカンショートヘアはもともと狩猟猫でしたので、長い年月を経て様々な種類の猫と交配し、今のアメリカンショートヘアになるまでに健康に強い遺伝子も受け継いでいるため、比較的元気な猫種と言われています。
また、アメリカンショートヘアは、筋肉質で体格がよく、体を動かすことも大好きで、食欲旺盛なところが特徴ですので、飼い主としてはあまり神経質にならず、あくまで平均値と捉えると良いでしょう。
猫の寿命と人間の年齢換算方法
一般的な猫の寿命は、約13~14年ですが、猫は子猫から成猫になるまでのスピードが約1~2年と早く、おとなの期間を長く過ごすことが特徴です。
また、子猫は1年間で人間に換算すると15~20歳分年をとり、成猫以降は1年間で人間の5~7歳分の年をとると言われています。
また、一般的にオス猫よりもメス猫のほうが長生きすると言われています。
ただし、室内飼いの場合ほとんど差はありませんが、外猫の場合はオス猫は縄張り争いやメス猫の取り合いなどでケガを負い、病気にかかるリスクが高まるためです。そのため、メス猫よりも平均寿命が1~2歳短くなるのです。
ただ、近年は様々な要因(主に室内飼いが主流になった)から、性別関係なく平均寿命よりも長く生き、20歳にまで到達する猫も少なからず存在しています。
アメリカンショートヘアが長く健康で過ごせるために
大切なアメリカンショートヘアがより長く健康的に過ごせるように、迎え入れる際やこれからの生活でチェックしておくと良いことをまとめました。
これをしておけば必ず寿命が延びる、ということではありませんが、気を付けることで防げるリスクもありますので是非参考にしてみてください。
避妊・去勢手術
アメリカンショートヘアを迎え入れる際は避妊・去勢手術を受けることをおすすめします。
猫にとってストレスになりうる発情期を迎えたり、妊娠・出産したりすることがなくなり、体が傷つき病気になるリスクが減るためです
また、ホルモンバランスが安定することによって、成猫になってもずっと幼少期の気持ちのまま過ごすことができるとも言われています。
避妊・去勢手術は、受けるタイミングが重要です。子猫の場合は、ある程度体が大きくなり、初めての発情期を迎える前の生後6ヶ月~8ヶ月頃までに検討。すでに成猫となったアメリカンショートヘアを迎え入れた場合は、獣医師に相談しましょう。
避妊・去勢手術は麻酔や手術のリスクがないわけではありません。ただ、大きな疾患がない限り、手術をすることによるメリットのほうが多くありますので、獣医師に相談しながら受けられることをおすすめします。
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室内飼いの徹底
室内飼いを徹底することによって、外を行き来する猫と比較すると平均寿命が約2~3年延びると言われています。
猫の1年は人間の約5~7年分ですので、かなりの差が出てくることが分かります。
どうしても猫は、外で自由きままに過ごしているイメージがつきものですが、現実はそうではありません。
他の猫や外敵との喧嘩、交通事故のみならず、ウイルス、ノミダニ、気温や湿度などにより、常にさまざまな健康上のリスクに晒されているのです。
ただし、室内飼いの際は、小物や観葉植物を誤って口に入れないよう、物の配置には気を付ける必要があります。
外に出ないストレスよりも、外で過ごす危険性のほうがはるかに大きいため、アメリカンショートヘアを迎え入れる際は、室内飼いを検討されることをおすすめします。
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食事と運動
良質な栄養素を取り入れた食事と、日々の運動は欠かせません。
特にアメリカンショートヘアは、食べることも、遊ぶことも大好き。そして同時に、太りやすい体質でもあります。
室内飼いでは、上下にアップダウンできるキャットタワーや、瞬発力を養う猫用のおもちゃなどを準備し、普段から何かしらの運動ができるように整えておくと良いでしょう。
また、食事やおやつの回数は、家族間で「一日〇回まで」と決め、年齢や体形に合ったキャットフードを選ぶとアメリカンショートヘアも飽きずに食事を楽しむことができます。
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予防接種と定期健診
アメリカンショートヘアに限らず、猫を迎え入れる際は、猫3~5種の混合ワクチンを打つことをおすすめします。
猫にワクチンを打つことに抵抗を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、大きなメリットがあります。
ワクチンを打ち、免疫を付けておくことで、病気にかかりにくく、かかっても重症化しにくいのです。
また、アメリカンショートヘアはその体系や体質から、肥満や尿結石、糖尿病、肥大型心筋症などのリスクがありますので、日々の食事や運動でケアしつつ、若いうちは一年に1回、猫年齢で10歳以上は年に2回ほど定期健診に通い、獣医師による健康チェックを受けましょう。
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アメリカンショートヘアの平均寿命のまとめ
家族の一員となる猫のアメリカンショートヘア。
優しい性格でありながら、やんちゃで楽しいことが大好きな性格は、きっと迎え入れる側を明るく照らしてくれるでしょう。
そんな大切な存在に、少しでも健康寿命を長く過ごしてもらえるよう、日々のケアと獣医師による定期健診を徹底し、できる限りリスクを未然に防げるよう行動できると良いですね。
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