猫の留守番は何日までOK?ケージに閉じ込めるのはストレスに注意!

2021年7月15日

 

猫の留守番は何日までできる?

急な入院や、出張、旅行の予定が入ってしまった場合、「愛猫をひとりにして大丈夫だろうか」と不安になったことはありませんか?

猫は、犬と違って散歩の必要はありませんし、寝て過ごす時間も多いため留守番は得意と言われています。

しかし、留守番をさせても良い時間(日数)には限界があり、それ以上になると急な体調の変化やストレス、または家庭内事故などが心配になってきます。

そこで今回の記事では、猫に留守番をさせるとき、何日まで留守番させても良いか、何を準備したらよいかなどについて詳しく解説いたします。

 

猫の留守番は何日が限界?

 

猫に留守番をさせる場合、何日間ひとりにしても良いのでしょうか。

例外も含め、猫の年齢別に見ていきましょう。

 

生後3ヶ月くらいまで

ひとりでの留守番は避けた方が良いです。

生後間もない子猫はまだ自力で生活をすることができず、数時間おきの給餌や水分補給、排せつなどを見てあげる必要があるためです。

また、体調の急変も起こりえる月齢ですので、出来るだけ長時間家を空けず、そばで見てあげることをおすすめします。

 

生後3ヶ月~半年くらいまで

数時間~半日程度の留守番なら可能です。

しかし子猫はとても好奇心旺盛なので、家電の配線や小さいゴミなどをおもちゃにして遊んだり、誤って口にしてしまったりする可能性が極めて高いです。

ケージでの留守番か、しっかりと整理整頓された部屋で留守番させることをおすすめします。

 

生後半年~1年

半日~1日程度の留守番ができるようになります。

まだ体が小さく、力も弱いですが、思いがけないところの戸を開けたり、重いものを落としたりする危険性があります。

ケージでの留守番が安心ですが、部屋で留守番させる場合は、誤飲防止と脱走防止を徹底しましょう。

 

1歳~7、8歳くらいまで

1泊2日~2泊3日ほどの留守番が可能です。

体が大きく成長し、体調や精神面が強くなっているため、一番留守番が得意な頃といえます。

しかし、どんなに短い留守番でも、誤飲防止と脱走防止は徹底しておきましょう。また、多頭飼いの場合は、協力して脱走する場合があるので、より一層注意が必要です

 

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例外(家に来たばかりの新入り猫、高齢猫、持病もち、手術後など)

体調の変化が気になる状況の場合、できるだけ泊りがけの留守番は避けることをおすすめします。

特に、家に慣れていない猫や病気などで気持ちが不安定な猫は、どういう行動をするか分かりません。

留守番が必要な場合は、数時間から様子をみて徐々に伸ばしていくなど、その猫に合った対応を心がけると良いでしょう。

 

これだけは準備!猫の留守番に必要なもの

 

猫に留守番させることになった場合、何を準備しておけばよいのでしょうか?

必要最低限なものから、プラスアルファのアイテムまで、普段から少しずつ準備しておくと良いものを5つまとめました。

 

① 食事、水、トイレ

食事は、回数より少し多めに準備しておきましょう。

普段あげている器に用意しても良いですし、自動給餌器にセットしておくのもおすすめです。

また、水は、猫が器を倒してしまい水が飲めない状況になることが考えられるため、安定している給水機がおすすめです。例えば体重5キロの猫の場合、一日当たり250ml程度準備しましょう。

また、トイレは掃除された状態で用意。より清潔を保てるよう、設置個数を増やしておくのも良いですね。

 

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② 部屋の温度調整

どんな季節でも、24~25℃前後に温度を保てるようエアコンをつけましょう。

カーテンを引いたり、扇風機を回したりしていても、天気や日の当たり具合によって室内が高温になり、熱中症になる可能性があるためです。

また、エアコンのリモコンは、猫の手の届かないところに設置しておくと安心です。

 

③ 戸締り、火の元の安全確認、誤飲防止や脱走防止の徹底

外出時の戸締りや火の元の安全確認は徹底し、誤飲防止や脱走防止は一層強化しましょう。

暑さが気になる場合でも、窓を開けておくと脱走の危険が高まります。

猫の脱走防止のためにも網戸の状態にはせず、鍵かけまでしっかりと行いましょう。

また、猫は飼い主が帰宅しないストレスから、暴れたり、普段口にしないものを食べたりすることがありますので、普段からキッチンに近づかせない、口に入れられるようなものは取り除くことを徹底しましょう。

 

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④ ペットホテルやペットシッター、家族や友人などの連絡先リスト

ひとりで留守番がさせられない猫がいる場合や、長期間の外出となる場合は、ペットホテルやペットシッターを頼りましょう

また、猫と生活したことのある家族や友人に預けることも一つの手です。

臆病な猫は環境の変化に戸惑うこともあるかもしれませんが、ひとりにするよりはプロの手に任せたり家族や友人に預けることをおすすめします

 

⑤ その他(おもちゃ、ペットカメラ)

プラスアルファあると便利なものは、おもちゃとペットカメラです。

おもちゃは、猫が安心できるよう普段から遊びに使用し、においがついているものがおすすめです。

誤飲や誤食を防ぐため、かじったら細かくなってしまいそうなものや細かい部品のあるものは避けましょう

また、留守中のペットの様子が見られるペットカメラを設置するのもおすすめです。

スマートフォンのアプリと連動しており、猫の行動を追跡したり、飼い主の声を流せたりするカメラも増えています。

離れていても映像で確認できるとより安心ですね。

 

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【まとめ】猫の留守番は何日まで?

 

猫と長く一緒に暮らしていると、どうしても猫に留守番をさせなければいけない状況になる日が来るかもしれません。

大人の猫の場合、2泊3日程度は留守番できると言われていますが、しっかり準備をしておかないと思いがけないトラブルが発生する可能性もあります。

普段から猫の性格や行動をチェックしつつ、突発的な留守番にもスムーズに行動できるようあらかじめ準備を進めておくと安心です。

 

アメキャッツ家での留守番対応は?

アメキャッツ家では、急な用事や旅行などでどうしても猫たちに留守番をさせる時のルールは、

  1. 2泊2日までが最長(今日の夜に出発して明後日の夜まで帰宅:最長50時間)
  2. 自動給餌器&給水器を設置
  3. ペット留守カメラで随時チェック
  4. エアコンは25度設定
  5. 誤飲や誤食する可能性があるものは全て撤去
  6. 万が一の時に備え、近くに住む身内に家の鍵を預ける

こんな感じで留守番してもらってます。

それでもやはりペットカメラは重要で、外出中は常にカメラで猫たちが何しているかをチェックするようにしています。

もしカメラが無かったら不安で不安で外出先でも落ち着かなくなります

また、ペットカメラは外出先からアングルを自由に移動させることができるのですが、猫たちは2階に行ったりするので写らないことが多いです。

そんな時は、給餌器のタイマーセットした時間を狙い給餌器周辺を写すと猫たちが食事している姿を見れるので安心したりします。

10歳を過ぎた老猫ですと、1日のほとんどを寝て過ごすようになるので逆に飼い主が居なくても平気のような気がしますが、10歳未満だとまだまだ活発な年齢なので2泊2日(50時間)以上の留守番はリスクがあり、アメキャッツ家では外出する勇気はありません。

 

それでは今回は以上です。

猫の留守番は準備が大切でとても重要なポイントです。

この記事が参考になれば幸いです。

ではまた。

 

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